龍平、優作、そして純喫茶『V』
a0034031_4103967.jpg録りためていて、観てない映画を現在消化中。

昨日観たのが「野獣死すべし」と「御法度」。ねらったわけじゃないけど、気がついたら、龍平→優作→龍平と連日同じような顔をながめて過ごしている。「野獣死すべし」、こんなに狂った映画だったとは。「蘇る金狼」よりサイコ度がすごくて、好きだ。「ポルノスター」のルーツってこれじゃないのかなあ。

松田優作で思い出したけど、わたしが学生からフリーター時代にかけてバイトしていた新宿の純喫茶『V(仮名)』は、その昔、松田優作が無名時代にバイトしていた場所だった。
入ってから知ったのだが。

地下には同じ経営者がやってるバーがあって、コーヒーやサンドイッチを出前したついでにお客さんに飲ませてもらったりしていた(松田優作はこっちメインでやってたらしい)。ママは何かっていうと「優作は・・・」とか「優作が・・・」とか思い出話をしていて、その内容は忘れてしまったけど、わたしが入った前の年かなんかに松田優作は亡くなっていて、奥さんの松田(熊谷)美由紀や熊谷真美がよく遊びに来てたな。

Vは歌舞伎町やアルタに近い「ど新宿」な場所にあったので、客層はヤクザからニューハーフ、中国人娼婦、AVのスカウトマン、劇団系、そしてサラリーマンまでバラエティに富んでいて、この時代のことを書いたら余裕で本1冊できるくらい。で、シアターアプルが近かったせいか、リハーサルが終わったワハハ本舗の人などが来ていて、久本雅美が男の人と待ち合わせしてたり、休憩から帰ってきたら平成モンド兄弟の佐藤正宏が座ってたり、大槻ケンヂが原稿を書いてたり、ヘビメタ風の男の漫画家(でも喜国雅彦じゃない)がよく打ち合わせに来てたり、ドラマの「マンハッタンラブストーリー」を地でいくような喫茶店だった。

バイトの面々もクセモノぞろいだった。アウトサイダーの巣窟といえばかっこいいけど、半分パチプロみたいな人やバンドマン、家出人なんかの負け犬・野良犬どもがゴロゴロ。わたしも髪の毛がチェリーレッドだったし。どんなバイトも1〜2ヶ月でやめていたわたしが1年半もいたんだから、いかにモラトリアムで、ぬるま湯のような職場だったかは想像していただけるでしょう。あの頃いっしょに働いてた、役者志望の男の子たちは今どうしてるのかなあ。
[PR]
by aomisa | 2004-11-16 05:31 | 映画・アート・音楽・本
<< 「太陰暦」買いました ムダな女 >>



イラストレーター・アオノミサコのBlog
by aomisa
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
★月刊PHPにて猫の漫画とショートエッセイ連載中

★LAURIER PRESSにて女子向け漫画&コラム執筆中

★LINEスタンプ「きまぐれデビルちゃん」発売中!


★コミックエッセイ「五感ゆるゆる わがままセラピー入門」発売中


紙媒体・Webなどでイラストや文章、漫画などを描いてます。

日々の雑感。ホリスティックな生活。美容。猫。読書・音楽・映画・アート感想記。お仕事の告知 etc

★メインサイト aonomisako.com
★twitter @misakoao
★別ブログ
鏡の国のタロット

※本ブログのイラストの無断使用を禁止します。イラストの著作権は作者に帰属します。(ブログで記事として取り上げていただくぶんには、OKです)

カテゴリ
映画・アート・音楽・本
サーフィン
宇宙トーク
美容・健康トーク

Girls! Girls! Girls!
キラ☆キラ
お仕事情報
日記
つぶや記
さまよい記
プロフィール
その他
以前の記事
2017年 03月
2016年 12月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 06月
2016年 01月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
more...
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧