カテゴリ:映画・アート・音楽・本( 129 )
The Notorious Bettie Page
先々週からシネマライズで始まっている"The Notorious Bettie Page"、私は夏頃にマスコミ試写で観ました。

a0034031_15275110.jpg1950年代にアメリカで活躍していたピンナップ・モデル、ベティ・ペイジについて語りたいことは、山ほどある。

初めて彼女の存在を知ったのは、確か19か20の時。その頃、バンドを手伝ってもらってた先輩の家にベティ・ペイジのボンデージ写真集があって、なぜかまったくわからないが、それを見た瞬間、私は「この子、知ってる!!」と強く思った。そして「この子は私が探していた人物だ!!」とも。何の根拠もないのだが、反射的にそう思ってしまった。その瞬間から今に至るまで、その思いが揺らいだことは一度もない。

とにかく、彼女の無垢でキュートで輝くような魅力に惹きつけられてしまった私は、彼女の写真展があると聞けば足を運び、本屋で少しでも彼女のことが載っている本をみつければ、かたっぱしから買っていた。彼女は「裏マリリン・モンロー」と呼ばれてアメリカ本国ではずっとマイナーな存在だったけれど、ちょうど私が夢中になった時期と前後して、アメリカの若い世代にもベティ・ペイジブームが巻き起こっていた。

a0034031_15161567.jpg右の写真は、93年あたりにFiction Inc.の大類さんが経営していた、乃木坂のギャラリー兼クラブ"deep"で彼女のイベントが行われたときに、ノベルティとして配られたもの。本物の生写真です。おそらく50年代にアーヴィング・クロウの店で売られていたもののデッドストックだと思う。今となっては、超・貴重品。金庫にでも入れておかなくっちゃ。

彼女のトレードマークである眉の上で切り下げた黒髪は、彼女の神秘性とお茶目さをよく引き立てていると思う。今までにマドンナをはじめとしてディタ・ヴォン・ティースやユマ・サーマンなど、色々なアーティストや女優がこのスタイルを真似をしているし、日本では、中川比佐子や広田レオナあたりがやっていた。

彼女の魅力は、もちろんそんな表面上のスタイルだけにとどまらない。輝くような笑顔だったり、「お仕事」としてではない、心の底からわきあがってくるような表情---写真を撮られることへの純粋な喜び---だったりする。それと、際立ったコメディエンヌ的センス。そのハッピーオーラが、見る者までをもハッピーにする。アンダーグラウンドでいかがわしい設定なのに、写真からは健康的なムードさえ漂ってくる。きっと彼女にとって一連のボンデージ写真は、ちょっとふざけたお遊び程度のモノだったのだろう。もっともその自覚の無さが、のちに彼女を破滅へと導いてしまうのだけど・・・。

この映画は、デビュー前から実質上の引退をむかえるまでの彼女の軌跡を追っている。女性監督特有のソフトで上品なムードが、悲劇的な内容をやさしく包み込んでいて、バランスよく仕上がっていると思う。しかし、ベティ・ペイジをここまで忠実に再現できる女優がいたとは!これってほとんど奇跡的。その奇跡を再び味わいに、また観に行きたい。
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by aomisa | 2007-12-26 15:40 | 映画・アート・音楽・本
年の瀬、アートショー巡り
鳥獣戯画展、見逃した!!
忘年会の合間をぬって、気になってた展覧会に足を運んでいます。ざっと羅列してみると

アリス幻想@スパンアートギャラリー
「不思議の国のアリス」をテーマにしたグループ展。
巨匠クラスの人の作品もよかったですが、知人の森口裕二氏の作品がきわだって素晴らしかった!私がお金持ちだったら、2点とも買い占めてるでしょう。私がいうのもおこがましいけど、彼の作品は見るたびにレベルアップしてる気がします。自分が展示をやるときは100%出力なのですが、絵の具の色自体が持っている力や生の筆跡の魅力について、考えされられました。やっぱり原画の持つパワーにはかなわないや。

a0034031_20243117.jpgフィラデルフィア美術館展@東京都美術館
ジョージア・オキーフの現物がどうしても見たくて、足を運んできました。入り口付近でクールベの「スペインの女」の荒々しい魅力にハートをわしづかまれる。当時は「女を醜く描いている」などと言われて評判は散々だったらしいけど。きっと「女は楚々として美しく描くもの」と信じて疑わない人たちが、予想外の女性像が目の前に現れて、戸惑ってしまったんでしょう。モデルの女性の本質がむき出しになってて、充分に美しいのに。

オキーフの作品の前には、やはりという感じで若い女性が鈴なりになっていた。
とてもよかったのが、フローリン・ステットハイマーという女性画家の「ベンデルの春のセール」という作品。プレタポルテのセール会場でいろんな洋服を楽しそうに試着している女性たち。色づかいも構成も自由でかろやかで音楽的で、買い物や洋服に対するワクワク感がダイレクトに伝わってくる。現代でも充分に装丁やポスターのイラストレーションとして使えそう。しかし当時はまったく評価されなかったらしいです。感覚的に早すぎたんでしょう。

マグリットの「六大元素」は白根ゆたんぽさんの絵みたいだったなあ。
なんかこうやってザッと見ると、今も昔も絵描きの意識ってあんまり変わってないような気がします。もはや有名度とか関係ない。

a0034031_14552519.jpg田名網敬一展[DAYDREAM]@NANZUKA UNDERGROUND
これも出力なのかと思ったら、原画、原画、原画の嵐!!ものすごい田名網節の渦にただただ圧倒されるばかり。色鉛筆で執拗にぬり込めた、女の子のドローイング群が異様なパワーを放っていて、ここでも生の絵の魅力を見せつけられました。アナログな手法のアニメーションも面白かった。

「生の絵」これが来年の自分のキーワードになりそう。

週半ばには、伴田良輔氏のギャラリーに身内で集まってアボカド料理づくしの忘年会。小学館や東洋書林の方々、映像作家のジャンさんや久々に会うアートディレクターの高橋正実ちゃんと楽しい夜をすごした。ここで、私はタロット占い師に。当たってると言われたけど、実際はどうなんだろう?あんまり自覚がありません。
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by aomisa | 2007-12-21 20:45 | 映画・アート・音楽・本
芸術・・・脳?
女友達と電話していて、年とともに集中力がなくなったな〜と思っていたけど、記憶力も相当キてるねという話になった。

先週、私は買ったばかりのスカーフを、原宿でウロウロしているうちにどこかになくしてしまった。気がついたのは、さんざん歩き回って渋谷に移動してから。一息つこうと入ったスタバの中で「あれっ・・・なんか手元が寂しいような・・・。ギャー!さっき買ったものの紙袋が無い!」。そういえば、ラフォーレで休憩所のベンチに座った時、手提げの紙袋をわきに置きつつ、「なんかこういうことすると忘れるんだよな」と思った記憶がある。一気にグッタリ来てしまったので、まず買い物をゆっくりすませてからタクシーでラフォーレに戻り、遺失物センターに届け出て、帰宅。後日連絡が入ったので取りに行った。悲しいかな、そのスカーフは2000円くらいのモノだった。「このデザインにしてはお買い得!」と買ったのに、タクシー代と後日の交通費、手間を足したら倍くらいの値段になってしまった。ま、打ち合わせのついでに取りに行ったから、いいんだけどね・・・。


a0034031_3315564.jpgそして冒頭の女友達は、私とほぼ同時期に同じようなことしてたらしい。六本木ヒルズで買ったものをどこかに忘れて、それに気がついたのがスタバでラテを買ったとき。「はて?なんで片手が空いてるんだろう?」。しかも、ヒルズの遺失物センターに行ったとき、今度はカウンターに自分の家の鍵を忘れてきたらしい。なかなかの強者ですネ。その話をしている途中、彼女に仕事の電話が入ったので切ったのだが、のちに来たメールを見て吹いた。「さっきの電話で、仕事を1個完全に忘れてたことが発覚!」おいおい・・・

と、しょーもないネタでここまで引っ張ってしまった。

私も彼女もADD(注意欠陥障害)気味なので、整理能力はないわ時間の感覚は人とズレてるわ。はっきりいって仕事でもない限り行動はそのときの気分でしか決められないし、何かをやりながら、それが終わらないうちにドンドン別のことをやってしまったり。なんでチェックしたのかわからない本が、アマゾンの履歴にいっぱい残ってる。子供時代、成績はトップだったのに忘れ物もトップだったというところまで共通してる。何かが過剰な分、何かがどスッポリ抜けてるのだ。

そんなわけで、きっちりと物事をこなせる人と接すると激しくコンプレックスを感じてしまうことも多いのですが、茂木健一郎氏の「芸術脳」を読んで、ものすごく救われた。絵や文章の世界にどっぷり浸っている時の甘美な気持ちや、何かに没頭するあまり、日常生活においてはダメ人間ぶりを発揮してしまうときの罪悪感をきれいにぬぐい去って、力いっぱい肯定してくれる本。そうだそうだ、佐藤雅彦だって、小野塚秋良だって、ユーミンだって、天野祐吉だって、茂木氏本人だって、みんなみんな、バランスがいいわけじゃないんだ!これでいいのだ!(←強引に納得)
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by aomisa | 2007-10-20 03:43 | 映画・アート・音楽・本
愛の賛歌とか須藤元気とか
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エディット・ピアフ/愛の賛歌」観てきました。

断片的には知ってたけど、もう出来すぎなくらいにドラマチックな一生。仕込みじゃないの?シナリオライターでもいるの?(映画じゃなくて、実際の人生で)と思っちゃうくらいの。正負の法則じゃないけど、類いまれな才能に恵まれていて大勢に影響を与える芸術家というのは、だいたい最後はボロボロになってしまう。20歳〜47歳までを演じた、ピアフ役の女優のなりきりぶりは、すごかった。最後の方なんか、40代なのに80歳くらいの老女にしか見えないし(ドラッグで身体がボロボロだったから)。

a0034031_0572960.jpgそして、この女優の素顔を見た時、のけぞりそうに。いや〜〜〜すごい美少女じゃないですか!(実は30歳くらいらしいけど)よくここまで化けた!!晩年のシーンは特殊メイクでどうにかなるのでしょうが、若い頃もそれなりに「おヘチャ」に映ってたのは、やはりピアフの霊が降りて来てたんでしょうか。
映画は時系列に関係なく、いろんな時代のシーンが織り物のように重なりあっていて、最後まで飽きずに鑑賞できました。さまざまな感情の旅ができる、よい映画です。映画の空気をひきずって、今日は越路吹雪をかけながら仕事しました。

話変わって、10月に入ってから、いろんなものがリニューアルされてますが、連載をやらせていただいてるエスカーラのTV番組が今週末から始まるそうです。毎週金曜日の25:30から、テレビ東京にて。司会は、須藤元気さん。番組の合間のCMで、自分の連載のことも流れるらしいです。おシゴトに悩んでる人、須藤元気ファンの人はどーぞ。
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by aomisa | 2007-10-04 01:19 | 映画・アート・音楽・本
タランティーノはやっぱりすごい!
待ちに待っていたGrind Houseを観てきました!
一般ロードショーは9/1からだけど、USA公開バージョンが特別に1週間限定で六本木ヒルズで上映すると聞きつけ、とるものもとりあえず駆けつけましたよ。
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●Planet Terror/プラネット・テラー
ロドリゲスのワンパターン演出とあまりのグロさに、途中でギブアップ気味に・・・。しかしところどころ入る笑いどころが、アホすぎて最高!そして、あまりに美しすぎるローズ・マッゴーワン様(マリリン・マンソンの2つ前の彼女)。最初のGo Go Danceのシーンとブラトップでバイクにまたがってる姿は、永久保存ものでした。美女と暴力って、どうしてこんなに合うんでしょう。そしてブルース・ウィリスは、仕事選ばなさすぎなんじゃないでしょーかね・・。

●Death Proof/デス・プルーフ
Planet Terrorで体力を使い果たし、グッタリしたところに広がるタランティーノのゆる〜い世界。かなり救われた。インテリアの感じとか選曲もいい!そして前半のユルさと対照的な後半のブッ飛びぶり!最後の方は笑いすぎて涙止まらず。やりたい放題。こりゃ21世紀のFaster, Pussycat! kill! kill! だわ。実際、脇役の1人がラスメイヤーのTシャツ着てたし。主人公の顔はトゥラ・サターナに似てるし。バカもあまりに突き抜けてると、ありがたみすら感じます。本人がどこまで意識してるかわかんないけど、やっぱり天才。やー、バカなアメリカ人最高!タラちゃん最高!絶対もう1回観に行こう。この爽快感は映画館で観ないと味わえないです。9/1からのロードショーでは、編集がちょっと違ってるらしいですよ。いっしょに行った友人のBF曰く、「ガールズトークの部分は退屈だった」らしいですが、自分はどうでもいい会話の細部まで楽しめました。やっぱり男性は女性の会話の内容には無関心なのか?しかしタランティーノ、太って普通のエロオヤジみたいになってたなあ。

インチキ予告編4本は、もう、バカ映画目白押しで笑いに笑った。この予告編だけ20本くらい集めたDVDあったら買うな。

そして合計3時間余の上映終了後は、客席全員の「ハァーーー」というため息が一斉に響き渡り・・・。「やっと終わったか・・」とか、「面白かったけど疲れたな」とか、全員が同じ気持ちだったと思う。あ、木村カエラも来てました。
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by aomisa | 2007-08-31 05:14 | 映画・アート・音楽・本
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
a0034031_2394733.jpg「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」観てきました。

まったくもって期待通りに面白かった。全編、失笑苦笑の連続。レプリカントみたいなサトエリはどれだけ見てても見飽きないし(あの胸のラインの美しさ!)、この女の痛々しさ、ズレっぷりは原作者が女であるがゆえ、だと思う。脇役もすさまじく。

前にNHKに出ていた原作者の本谷有希子は、すさまじいフェロモンというか、コケットリーを放っていたが、陰性の女好きにはたまらないものを彼女は持ってる。この自意識のかたまり。この裏街道感。何かをめざしてがんばってる人間だったら、アナタも私もやや思い当たるフシがありまくり?でもここまではひどくないよね?と確認し合って安心したくなる、みたいな映画でした。矛盾してるようだけど、爽快。
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by aomisa | 2007-07-19 02:41 | 映画・アート・音楽・本
恋愛睡眠のすすめ
ずーっと気になってたんですが、やっと観てきました。

いや〜可愛いかった。
ミシェル・ゴンドリーの奇天烈ぶりが爆発してて、激しく妄想的、ところどころお下劣、なのに見終わった後にキュ〜ンという気分になるステキ映画。彼はいろんなアイデアが、いつもこんな風にひっきりなしに頭の中をかけめぐってるのかしら?ヒューマン・ネイチュアではさっぱり意味がわからなかった私も、この映画ならついていける。
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いつもはセクシーなガエルが挙動不審なモテない君になりきってるし、もっさりしたシャルロット・ゲンズブールも可愛い!久々に見終わった後に「いやぁーーほんっ・・・と、面白かったなあ!」と心の底から思った。堪能しきった。

今日行く予定だった、会田誠×山口晃展は延期。

あまりに映画が面白くて満足しちゃったのと、ゴンドリーに触発されて、「やばい!とにかくもっと作品作らなくちゃ!」という気分になって、早々に帰宅したため。

写真にもなってる、手だけ大きくなる感覚はすごく共感。
熱出したときとか、寝不足でちょっとラリッてるときって、自分の唇や歯や指の一部がすごーく大きく感じられて、その圧迫感に押しつぶされそうになること、ないですか?
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by aomisa | 2007-06-15 21:56 | 映画・アート・音楽・本
Juliette & the Licks@Liquid room
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昨日は荒れ狂う天候の中、行ってきましたJuliette & the Licks@Liquid room!

「日本人並みに小柄で細い彼女のことだから、きっとキュートにはじけるんだろうな〜」なんて甘いこと考えてたら、それをブチこわすような激しいステージング!太ったのか鍛錬のたまものか、知らないうちに逞しくなってて、頭はぶんぶん振り回すし、まるで往年のデイヴ・リー・ロスのようで(笑)、女にしとくにゃーもったいない感じ。赤いアイメイクのせいか、全盛期のボーイ・ジョージにも似てたような・・・。「カリフォルニア」とか、「ギルバート・グレイプ」の頃の弱々しい面影はもはやなかったけど、やっぱりキュートなんだよなぁ。生まれ持ったコケットリーって、こういうこと。

友達のバンド以外のライブを見るのはかなり久しぶりで、こういうときって、他の観客のファッションチェックも楽しい。やっぱりオサレな女の子が多かった。激しくアピールしすぎて途中でつまみだされそうになってた男の子がいましたが、ジュリエットはそのアピールが相当うれしかったらしく、「あの」無垢な笑顔ーーー私が何回映画の中でノックアウトされたかわからない、100万ドルの笑顔ーーーを向けてました。いや〜あれが生で見られただけでも、行った甲斐があった!

やはりリアクションは、迷惑なくらい熱い方が心に届きますね。
彼女のHOTな印象が消えないうちに、絵に転写させたい。
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by aomisa | 2007-05-12 03:25 | 映画・アート・音楽・本
BABEL(加筆しました)
「境界を形成するものは、言語、文化、人種、宗教ではなく、私たちの中にある」
ーーアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ

a0034031_14212381.jpg公開が待ちきれなかった「BABEL」、観てきました。

長いので途中で寝るかな〜と思ったけど、1秒も気を抜いてるヒマなんぞなく、個人的に、ここ数ヶ月すごく考えていたこととテーマがシンクロしてたので、あっちこっちに激しく感情移入しながら見終わりました。

「21グラム」もそうだったけど、この監督は肉親を奪われたり、底なしの孤独や喪失感に陥ったりした経験があるのだろうか。体験した者にしか出せないようなリアル感が痛々しかった。下世話な観点からいうと、菊池凛子のファッキンぶりがよかったです。ヒゲをはやしたガエル・ガルシア・ベルナルもステキすぎた。

もっと書きたいことはあるけど、ネタばらししたくないので、このへんで。

・・・と思ったけど
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by aomisa | 2007-05-01 14:25 | 映画・アート・音楽・本
音楽展示2つ
週末、髪を切りに行った帰りに寄った表参道ヒルズで、面白い展示を2つやっていた。

1つは、Rolling Stone Magazineの歴代のカバー展。時代ごとに特徴が変わってて面白かった。タイガースが表紙になったときもあったのね〜。日本版の創刊と連動してたっぽいけど、これは2ヶ月くらい前に本屋で見て、ものすごくガッカリした。「読むこと自体がカッコいい!20代からのエモーショナルマガジン 」って・・・。

2つ目は、MUSIC GRAFFITI ミュージックグラフィティ展
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日本の代表的なCDジャケットデザイナーの作品&古今東西のLP2000枚くらいで会場が埋め尽くされて、ものすごいことに。やっぱりLPジャケットのサイズっていいなぁ。圧倒的な量を一気に見せられると、自分の好みがよくわかる。やはり惹かれるのは、イラストのジャケット。あと80年代のゴテゴテな感じとか。うわ、ステキ!と思うのは、たいていデヴィッド・ボウイだったり。(音はちゃんと聴いたことない)

ちょうど自分が高校生くらいの時が、レコードからCDに移行する時で、貸レコ屋で借りて来たレコードに傷をつけないようにそーっと扱ってた記憶が、一気によみがえる。袋から出した時のホコリくさい感じとか、クリーナーでそーっと表面をなでるときの感触とか、ドキドキしながら針を落とす瞬間とか、ね。あれ以来、LPなんてさわっていない。

ちなみにグラフィックデザインがアナログからデジタルに移行したのも、自分の世代がちょうど境目。おそらく68〜71年生まれくらいが、ロットリング&写植を経験してる最後の世代じゃないかな。

日本人のデザインを見てて思ったのは、名があってスキルに長けている人よりも、なーんかよくわかんないけど、魅力を感じるとか、不思議なバランスなんだけど目が離せないとかの方が、数倍ステキに見えるということ。100点をめざしたものには、色気を感じませーん。
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by aomisa | 2007-04-30 03:21 | 映画・アート・音楽・本



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